<1分で解説>中国外相「ドイツと異なり日本は…」独外相の反応は?

2025/12/09 16:27 

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 中国の王毅外相が8日、中国を訪問中のドイツのワーデフール外相と北京で会談しました。王氏は台湾有事を巡る高市早苗首相の国会答弁を念頭に、「ドイツと異なり、日本は戦後80年を経てもまだ侵略の歴史を徹底して反省していない」とし、日本を批判しました。中国外務省が発表しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「中国とドイツ外相会談と日本批判」を解説します。

Q 中国とドイツの外相は今回、どんな経緯で会談したの?

A 5月のメルツ独政権発足後、ワーデフール氏の訪中は初めてでした。ロイター通信によると、ワーデフール氏は10月に訪中予定でしたが、要請した会談が1件しか認められなかったため延期となっていたそうです。両外相は今回、ウクライナ問題についても意見交換したということです。

Q 王氏は日本について何と言ったの?

A 「日本の現職指導者による台湾を巡る誤った発言」が重大な危害をもたらしていると主張しました。そして、「一つの中国」原則は中独関係の重要な政治的基礎だとし、「ドイツが中国の立場を理解・支持し、『台湾独立』を主張するいかなる言動にも断固として反対することを願う」と話しました。

Q ワーデフール氏の反応は?

A 中国外務省によると、「ドイツは『一つの中国』政策を守っており、この立場は変わらない」と語ったということです。

毎日新聞

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