イスラエルとシリアが停戦合意 少数派保護巡り交戦 米大使が公表

2025/07/19 08:20 

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 米国のバラック駐トルコ大使は19日、イスラエルとシリアが停戦で合意したとX(ツイッター)で発表した。米国や、トルコなど周辺国が支援したという。

 シリア南部ではイスラム教系少数派のドルーズ派とスンニ派のベドウィン(遊牧民)の間で、13日から武力衝突が発生。シリア暫定政府軍が鎮圧に向かったのに対し、隣国イスラエルが「ドルーズ派保護」を名目に空爆で介入し、混乱が広がっていた。

 イスラエルは、ドルーズ派がイスラエル北部にも居住し、自国の安全保障にもつながるとして介入。シリア軍の戦車などを攻撃したほか、16日にはシリアの首都ダマスカスの国防省の建物を標的に空爆した。

毎日新聞

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