新型肺炎、エジプトでも感染者確認 アフリカ大陸初 国籍など公表せず

2020/02/15 10:57 

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 エジプト保健省は14日、国内で新型コロナウイルスの感染者1人を確認した。ロイター通信が伝えた。アフリカ大陸での感染者確認は初めて。感染者は「外国人」で、肺炎などの症状はみられないが、医療機関に隔離されたという。国籍や性別、感染判明の経緯などの詳細は公表していない。既に世界保健機関(WHO)に報告したという。

 中東・アラブ諸国では13日時点で、アラブ首長国連邦(UAE)で8人の感染が確認されている。

 中国と経済的な関係が深い中東諸国は、既に航空便の乗り入れ停止などの対策を取り始めている。UAEやサウジアラビアは2月に入り、中国と往来する多くの航空便を運休。イラクも中国から到着する外国人の入国を禁止した。

 内戦や紛争が相次ぐ中東では政府・医療機関が機能しない国や地域もあり、病気が流行した場合、国民が十分な治療を受けられない懸念もある。赤十字国際委員会(ICRC)によると、内戦下で医療体制が劣悪なイエメンでは2017年、コレラの感染が疑われる患者が100万人に上った。【カイロ篠田航一】

毎日新聞

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