新型肺炎 中国の感染者4.4万人 2015人増、伸び鈍化 死者数の増はなお高水準

2020/02/13 00:18 

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 中国政府は12日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が前日から2015人増えて4万4653人(うち重症8204人)になったと発表した。増加人数は前日発表より463人、前々日の発表より1047人少なくなり、感染者の伸びが鈍化傾向に転じた。一方、死者は湖北省などで前日よりも97人増えて、1113人となった。死者数の増加は100人前後の高い水準で推移している。

 感染者が集中する湖北省では感染者が1638人増加した。ただ、増加人数は前日発表より459人、前々日より980人減少。同省内で続いていた感染拡大が統計上は収まってきた。

 中国政府の専門家グループでトップを務める鍾南山(しょうなんざん)医師(83)は11日、中国広東省広州市でロイター通信の取材に「感染拡大のピークは2月中旬か下旬と予測している」と述べた。感染の現状や中国政府の対策を人工知能技術などで分析した結果という。

 鍾氏は新型ウイルスについて「予想外の伝染性があり、これほど短時間で拡大するとは考えていなかった」とも述べ、毒性や感染経路など不明な点が多いと指摘した。「人から人への感染が早い段階で起きていたと考えられるが、新種のウイルスであり、十分な注意が払われなかった」と語った。 【北京・浦松丈二、河津啓介】

毎日新聞

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