サンダース氏が優勢 米大統領選・民主ニューハンプシャー州予備選

2020/02/12 12:13 

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 11月の米大統領選に向けて野党・民主党の東部ニューハンプシャー州予備選が11日、投開票された。バーニー・サンダース上院議員(78)が優勢で、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)とエイミー・クロブシャー上院議員(59)が追う展開だ。

 中西部アイオワ州党員集会に続く党候補指名争いの第2戦。米CNNによると、開票率42%での得票率はトップのサンダース氏が27.7%、ブティジェッジ氏が23.5%、クロブシャー氏が19.7%。エリザベス・ウォーレン上院議員(70)とジョー・バイデン前副大統領(77)はともに1桁台で低迷している。

 サンダース氏は西隣のバーモント州選出で知名度もあり、事前の各種世論調査でも優位だった。ただ、60%超の得票率を得て圧勝した2016年のニューハンプシャー予備選ほどは支持を広げていない模様だ。

 ブティジェッジ氏は、暫定集計ながらも3日のアイオワ州党員集会で獲得代議員数でトップとなり、その勢いからニューハンプシャーでの集会でも連日、多くの人が集まり注目候補になっていた。クロブシャー氏は、予備選の直前にあった7日のテレビ討論会での評価が高く、州内の複数の地元紙も推薦。態度を直前に決めた有権者から票を集めたものとみられる。

 上位に食い込めなかったバイデン氏は11日、投票結果を待たず第4戦の舞台である南部サウスカロライナ州に向かった。29日に予備選が予定されており、支持層である黒人の多い同州で巻き返しを狙う。

 一方、支持を広げることができなかった実業家のアンドリュー・ヤン氏(45)とマイケル・ベネット上院議員(55)は11日夜、選挙戦撤退の意向を表明した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた全国規模の世論調査平均(11日現在)でも、サンダース氏は23.0%で、バイデン氏の20.4%を上回り首位となった。アイオワとニューハンプシャーの序盤2州でバイデン氏が振るわず他候補に支持が移っている模様だ。【コンコード(ニューハンプシャー州)高本耕太、隅俊之】

毎日新聞

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