中国軍機数機が台湾を周回飛行 蔡総統「このような時に無意味」と反発

2020/02/11 00:01 

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 台湾国防部(国防省)によると、中国軍機数機が9日に台湾を周回飛行し、10日にも台湾近海の上空を飛行したと明らかにした。中国軍機が台湾周辺を飛行するのは新型肺炎の感染拡大が始まってから計3度となり、台湾の蔡英文総統は10日、記者団に「最も重要なのは、ただちに疫病を制圧することであり、このような時に軍事的な行動をするのは無意味だ」と強く反発した。

 周回飛行したのは、戦闘機や爆撃機など。台湾南方のバシー海峡を抜け太平洋に出た後、宮古海峡を経由して中国に戻るルートをたどった。台湾中央通信によると1月23日にも中国軍機数機が台湾近海の上空を飛行した。

 中国軍の機関紙「解放軍報」(電子版)によると、東部戦区の報道官は2月9日、「中国軍はあらゆる『台湾独立』の分裂活動をくじく決意と能力がある」と述べている。【台北・福岡静哉】

毎日新聞

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