アンネ・フランク生誕90年 ドイツ各地で少女の生涯しのぶ

2019/06/13 08:00 

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 「アンネの日記」で知られるユダヤ人少女アンネ・フランク(1929~45年)の生誕90年の12日、出生地ドイツ国内では約250の学校で記念行事などがあり、計約4万人の子どもたちがアンネの15年間の生涯に思いをはせた。

 アンネはナチス・ドイツの迫害を逃れ、オランダ・アムステルダムの隠れ家で約2年間潜伏している間に日記を書き、独北部の強制収容所で死亡した。

 ベルリン市内のアンネ・フランク小学校では、400枚のパネルをつなぎ合わせた「色のコラージュ」を披露。児童や教師が各自1枚のパネルを赤、青、黄の絵の具で塗り、張り合わせて「多様性」を表現した。同校児童の出身国はドイツを含め22カ国に及ぶという。

 集会に参加したエマ・バーンベイさん(10)は「私たちは先月、アンネの日記を演劇にした。隠れ家の場面を演じた時はとても暑く汗が止まらなかった。隠れ家からずっと外に出ることを許されなかったアンネがどれほど大変だったか想像もつかない」と語った。【ベルリン念佛明奈】

毎日新聞

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