映画『ネムルバカ』、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元裕吾監督による最新作、『フレイムユニオン　最強殺し屋伝説　国岡［私闘編］』（以下『フレイムユニオン』）が、10月10日より池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿ほか全国で順次公開されることが決まった（配給：キングレコード）。

【画像】熾烈な争いの幕開けを感じさせる場面写真

　阪元監督は、殺し屋女子二人の痛快アクション『ベイビーわるきゅーれ』（2021年）でインディーズながらロングランヒットを達成。劇場映画3本とテレビドラマ化を果たすなど熱狂的ファンを獲得し続けている。さらに今年3月公開の『ネムルバカ』では、石黒正数の人気漫画を瑞々しく実写化しスマッシュヒットを記録。脚本提供した『ゴーストキラー』はアメリカでリメイクが決定するなど、いま最も注目される監督の一人だ。

　『フレイムユニオン』は、フリーランスの殺し屋・国岡昌幸（演：伊能昌幸）に密着したフェイクドキュメンタリー作品『最強殺し屋伝説 国岡［完全版］』（21年）、続編となる『グリーンバレット　最強殺し屋伝説 国岡［合宿編］』（22年）に続く“第3作”。阪元監督の原点とも言えるシリーズの最新作として、待望の公開となる。

　物語は、銃の調達を失敗して警察に追われていた真中卓也（演：松本卓也）が命の危機にさらされたところを、国岡が助けることから始まる。その後、殺し屋協会から謹慎処分を受けた真中は、父親に京都に連れ戻され、実家で家業を手伝う生活に追い込まれる。しばらくして国岡が様子を見に行くと、そこには淡々と家事をこなし、家の手伝いに徹する変わり果てた真中の姿があった。

　国岡が「お前さ…本当は殺し屋やめたくないんじゃないの？」と問いかけると、真中の眠っていた闘志に再び火がつく。自分の才能に限界を感じながらも父親に決闘を申し込み、再び殺し屋として道を歩む決意を固める。そして、京都殺し屋ランキング元祖1位の父親を倒すため、特訓の日々が始まる。

　殺し屋としては二流で冴えない真中と、相棒・国岡の苦悩と成長、そして絆が主軸となる。アクション監督は『侍タイムスリッパー』（24年）の回想シーンで剣術指導を担当した、垣内博貴。個性豊かな殺し屋たちが繰り広げる迫力のアクションと、オフビートな掛け合いが見どころだ。

　公開に合わせて解禁された場面写真は、真中と国岡を正面から捉えた一枚に加え、神社の拝殿前で二人が敵を睨む緊迫のカットの全2点。決戦の始まりを予感させ、本編への期待を高める仕上がりとなっている。

■真中卓也役：松本卓也のコメント

　『最強殺し屋伝説国岡』の新作がいよいよ公開になります。国岡シリーズの新作を撮ろうと阪元監督、伊能君に切り出したあの夜を今でも鮮明に覚えています。今回は真中がフィーチャーされることもあり、面白いものができるのか、作品の肝となるアクションがちゃんとできるのか不安になることもありました。ですが出来上がった作品を見て、自信を持って皆様にお届けできると思いました。皆様のご来場をお待ちしております！

■国岡昌幸役：伊能昌幸のコメント

　『グリーンバレット』から3年、ようやく新作が公開となります。殺し屋×日常をやってきた『最強殺し屋伝説国岡』シリーズですが、今回フォーカスされるのは「どうして殺し屋を続けたいの？」という、どいつもこいつも殺し屋やってるのが当たり前なせいで多分みんな忘れてたであろう部分です。そして今度の主役は、前作で突然株を上げてきたあの真中卓也。果たして、真中は殺し屋を続けるのか!?それとも実家に帰るのか!?殺し屋親子喧嘩の行方は!?公開をお楽しみに！

■脚本・監督：阪元裕吾

　『最強殺し屋伝説国岡』から始まり、『グリーンバレット』『殺し屋密着チャンネル』と続けてきた国岡シリーズの映画最新作がいよいよ今年公開します！トラブルあり笑いあり涙あり追撮ありの大変な現場でしたが、大学の友達である伊能昌幸、松本卓也と付き合い続けて10年になる節目にふさわしい超絶アクション映画になりました。劇場で見た人は誰もが「気持ちいい〜〜〜！」と叫ぶこと間違いなし！実写でこんなアクション映画が見れるんだ！？と驚くかと思います！ぜひ見に来てください！

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