『光る君へ』上地雄輔、“弟”柄本佑の言葉に感動 道綱役でムードメーカー的な存在に

2024/12/16 06:00 

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大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原道綱を演じた上地雄輔の声を紹介する。

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――藤原道綱を演じきって

歌とか舞とかのけいこを合わせると、本当に僕も最初の方からいさせていただいて。もう1年半くらいかな。現場でいろいろな方たちに支えられながらやってこられたんですけど、本当にまずは事故なく、病気なく、何事もなくここまでこられたっていうことが、まずすごくありがたいですし、うれしいですし、やっぱりこの作品を通して、いろいろな方たちに出会えて、たくさんの刺激と感謝の気持ちを持てたっていうことも僕の人生の中で財産ですし、やっぱり道綱っていう役に出会えたことが僕にとって、また今後にものすごく生かせるような気がするので、この役との出会いも大切にしていきたいなと思います。

――『光る君へ』の藤原道綱について

最初の頃から佑が「道長役をやっていて、ずっと暗いんですけど、お兄ちゃんと会うとパッと現場が明るくなって、シーンもゆったり時間が流れて、すごく僕はうれしいんです」っていうことを本人から言っていただいて、もちろん台本に目を通していたんですけど、ほかのシーンは現場を見られない時間ももちろんたくさんあったので、「あぁやっぱりそうなんだ」って思いながら、少しでも道綱という役が、この作品の中で温度というか温かみ、ぬくもりみたいなものを注入できたらいいなと思いましたし、

この作品のスパイスになれたかどうかわからないですけど、僕自身も道綱に教わったことがたくさんありますし、この作品の中で道綱がこの物語をどこかで説明している部分もあったりだとか、ちょっとパって明るくなったり、息抜きできたりするようなことを求められて、このセリフとか、この役があるんじゃないかなとも思いながら、台本を読んでいたので、少しでもお役に立てていたらいいなと今でも思います。

――藤原道綱として過ごした時間

なんでこんなにいい人ばっかりなんだろうって思うくらい、現場に柔らかい優しい空気が流れていて、それは吉高由里子ちゃんと柄本佑くんがつくっている空気だとは思うんですけど、それに引き寄せられるようにみんな温かくて優しい人たちに包まれながら、こうやって現場に終えられることがすごくありがたいですし、改めてすてきな場所にいたんだなっていうことを今振り返ってみるとすごく実感します。
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