嵐莉菜、初の主演映画で個人賞受賞「皆さんと一緒にいただいた賞」 これからの抱負も語る

2022/11/25 18:27 

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『第45回山路ふみ子映画賞』新人女優賞を受賞した嵐莉菜 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の嵐莉菜(18)が『第45回山路ふみ子映画賞』で新人女優賞を受賞。25日、都内で行われた贈呈式に参加した。

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 嵐は、『マイスモールランド』で映画初出演にして初主演。イラン、イラク、ロシアのミックスという5ヶ国のルーツを持つ嵐が、日本で育ったクルド人の女子高生を好演し話題となった。

嵐は壇上で「このような歴史のある賞をいただけて光栄です。ありがとうございます」と喜ぶ。「この賞は私にとって、おこがましいですが女優として初めての個人賞となります。しかし、この賞は川和田(恵真)監督をはじめ、スタッフの皆さん、キャストの皆さんと一緒にいただいた賞だと私は考えています」とじっくりと口にした。

 「『マイスモールランド』では初映画、そして初主演を務めさせていただきました。本格的なお芝居は初めてだったので右も左も分からず不安なことだらけでしたが、たくさんの方に支えていただき、お芝居の楽しさを教えていただきました」と振り返る。

続けて「掛け替えのない日々を送らせていただけて、本当に感謝してもしきれません。サーリャという役を通して、クルドのことを初めて知りました。自分で学んだことや知ったことを観てくださるかたへ伝えられるような女優さんになれたらと思います。この賞に恥じないよう、今後とも精進していきたいと思います」とあいさつを締めくくった。

 また、同賞恒例となる客席からの質問コーナーも。今後、挑戦してみたい役柄を問われると嵐は「『マイスモールランド』のように、多様性だったり、アイデンティティを題材にした社会性を持った役も演じていきたいのですが、逆に非現実的な役柄も演じてみたいなと思います。たくさんの役にチャレンジしたいです」と抱負を語っていた。

 同賞は、山路ふみ子文化財団が「映画人の育成、功績を称える」ことを目的として1977年より授与を開始。近年では『すばらしき世界』(21年、西川美和監督)や『蜜蜂と遠雷』(20年、石川慶監督)が日本アカデミー賞の各部門で優秀賞を受賞、『寝ても覚めても』(18年、濱口竜介監督)がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門へ正式出品されるなど、その年を代表する作品が受賞している。今年度の各映画賞での評価にも影響を与えそうだ。

 なお、今回の作品賞にあたる山路ふみ子映画賞は田中裕子が主演する映画『千夜、一夜』の久保田直監督が受賞した。

■「第45回山路ふみ子映画賞」受賞者

山路ふみ子映画賞:久保田直
山路ふみ子映画功労賞(第44回):香川京子
山路ふみ子福祉賞(第36回):平塚千穂子
山路ふみ子文化賞(第37回):湯浅政明
山路ふみ子女優賞(第35回):伊藤沙莉、吉岡里帆
山路ふみ子新人女優賞(第33回):嵐莉菜
山路ふみ子文化財団特別賞(第36回):近藤明男
受賞記念上映映画:久保田直監督作品『千夜、一夜』


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