天神ビブレが閉店 44年の歴史に幕 「寂しい」来店者ら記念撮影

2020/02/11 22:20 

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 若者向け衣料品店などが入る福岡市・天神の商業施設「天神ビブレ」が11日、閉店した。1976年にオープンし、若者文化を発信し続けたが、一帯の再開発に伴い44年の歴史に幕を下ろした。

 天神ビブレは「ニチイ天神店」として開業。82年に天神ビブレとなり、イオングループのOPA(千葉市)が運営していた。10階建てに約90のテナントが入り、8階のホールでは音楽ライブなども開かれた。

 11日は閉店セールに多くの来店者が詰めかけ、店の前で記念撮影する姿も見られた。長女と訪れた福岡県古賀市の会社員、久野優子さん(44)は「中学生の時にはお年玉を持って買い物に来た。寂しい」と惜しんでいた。午後8時半に営業が終わると、従業員らが深く頭を下げ、シャッターが下りた。

 天神地区では市の再開発促進事業「天神ビッグバン」が進んでいる。天神ビブレは周辺2棟と一体で建て替えられ、2024年夏に大型複合ビルに生まれ変わる。【平川昌範】

毎日新聞

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