大型商業施設閉館続く福岡・天神 集客やにぎわい創出へ市などが団体設立

2020/02/11 07:30 

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 福岡市・天神地区の再開発事業で大型商業施設の閉館が相次ぐのに伴い、天神の企業や福岡市などが10日、にぎわい作りのための団体を設立した。街角で集客イベントを開いたり、キッチンカーで食事を提供したりして、再開発工事が続く2024年まで天神の活力を維持したい考えだ。

 団体名は「天神ビッグバン賑わい創出プロジェクトチーム」。天神の街づくり団体「We Love天神協議会」が事務局となり、天神の大型商業施設の親睦団体や福岡市、再開発を行う西日本鉄道や福岡地所、三菱地所などが参加している。

 チームでは、天神のビル敷地を活用した音楽などのイベントを検討。集客イベントを開いて商業施設への人の流れを作る。また、商業施設閉館でランチタイムの飲食店不足も懸念されており、キッチンカーやオープンカフェで街角に飲食スペースを増やす。こうした街角の取り組みには規制の緩和も必要で、メンバーである福岡市と協議する。

 天神中心部では、商業施設の天神ビブレが2月11日、隣の天神コアが3月31日に閉館し、西日本鉄道が福岡ビルと合わせて3棟一体で建て替える。コア隣の商業施設「イムズ」は21年8月、ジュンク堂書店福岡店が入るメディアモール天神(MMT)も今年夏に閉館予定で、それぞれ再開発工事に入る。コア、イムズ、ジュンク堂だけで18年度はのべ約2600万人を集客しており、閉館中のにぎわい作りが課題となっている。【久野洋】

毎日新聞

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