船舶へのLNG燃料供給を公開 九電など

2019/05/15 19:06 

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 重油の代わりに液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶に対して、タンクローリーからLNGを供給する作業が15日、北九州港(北九州市)で報道関係者らに公開された。環境負荷が小さいLNGを燃料とする船舶の普及はこれからで、安全性などをアピールしようと九州電力や西部ガスなどが催した。

 作業では、日本郵船の子会社が横浜港で運航するタグボートが岸壁に横付けされ、ステンレス製のホースを通じて約7トンのLNGを供給した。船舶のタンク内はマイナス約160度に保たれ、液体のままLNGを保存して、燃料として使う際に気化させる。

 船舶の排出ガスは来年以降、国際的な取り決めで硫黄酸化物の基準が厳格化される。そこでLNGを燃料とする船舶にも注目が集まるが、費用の高さや貯蔵の難しさがネックになっている。九電など4社は、需要を見定めながら2025年までに九州・瀬戸内地域で船舶に対するLNG供給の事業化を目指す。【高橋慶浩】

毎日新聞

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