愛媛県議会:「加計学園は説明責任果たせ」決議を可決

2018/07/12 19:59 

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 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、学園側の対応について、愛媛県議会は11日、学園に対外的な説明責任を果たすよう求める決議を自民系会派を含む全会一致で可決した。

 決議では、4月に愛媛県今治市に獣医学部が開設されたことに触れながら、「学園から県への虚偽報告についての謝罪や理事長の記者会見が行われたものの、いまだに混迷した状態が続いていることは誠に残念」と指摘。学生や教員のためにも「学園自らが、疑念を晴らすための説明を尽くすことが最も大切であり、将来にわたり透明性のある組織風土を構築することが必要不可欠」としている。

 学部新設計画を巡り、学園側が県や今治市に虚偽の説明をしたことを受け、加計理事長は6月19日、岡山市内で会見を開いたが、十分な説明もなく30分弱で打ち切った。これに対し、中村時広・愛媛県知事は再度の会見を求め、報道各社も改めて会見を要請。しかし、学園側は今月4日、「報道機関の質問に誠実に対応した」などとして会見を開かない見解を示していた。

 加計学園に対しては、県と今治市が約93億円の補助金を支出する計画で、このうち県が約31億円を負担する。同市の市民団体が県による補助金の差し止めを求めて住民監査請求したが、県監査委員が先月、請求を棄却した。【木島諒子】

毎日新聞

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