衰弱死:容疑の両親逮捕 1歳児に食事与えず 埼玉県警

2018/05/16 21:21 

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 1歳の三男に十分な食事を与えず衰弱死させたとして埼玉県警捜査1課は16日、同県桶川市東1、会社員、山辺拳士郎容疑者(25)と妻で無職、仁美容疑者(25)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。三男は死亡時、体重が同年齢の平均の半分程度の約4キロしかなく、身長も平均より約15センチ低い約60センチだった。

 逮捕容疑は、自宅マンションで三男の晴(はると)ちゃんに満足な食事を与えず放置し、昨年10月9日に低栄養で死亡させたとしている。容疑を認めているという。

 県警によると同日午後10時15分ごろ、拳士郎容疑者が「子どもが冷たくなっている」と119番。救急隊が駆けつけると、晴ちゃんは寝室の布団に寝間着姿で横たわり、既に死亡していた。両容疑者は長男(4)と次男(3)を含む5人暮らし。長男と次男に健康上の問題はなく、県警は晴ちゃんだけが食事を与えられなかった経緯などを調べる。

 桶川市によると、一家は2014年6月に転入。子ども3人の乳幼児健診が未受診だったことなどから、市は昨年9月までに計4回の家庭訪問をしたが、仁美容疑者は「昼寝をしている」として1回目以外は晴ちゃんに会わせなかったという。

 昨年9月に自宅を訪れた民生委員の女性は「母親が応対したが、子育てに関する相談はなかった」と話した。【三股智子、畠山嵩】

毎日新聞

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