響け伝統の和太鼓 長泉の保存会30周年、挑戦へ思い新た

2018/06/14 17:05 

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 長泉町の和太鼓演奏グループ「鮎壺太鼓保存会」(土屋教雄代表)がことし、結成30周年を迎えた。発足以来、地元のイベントへの出演や海外公演などを通じて伝統芸能の振興に努めてきた。メンバーは、伝統の継承と新たな挑戦へ意欲を燃やす。6月24日には同町で記念公演「新生」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開く。
 会は土屋代表が地域に伝統芸能をつくろうと1988年に発足させた。全国で活動するプロの太鼓集団「天邪鬼(あまのじゃく)」の渡辺洋一郎代表から指導を受け、これまで町内外のイベントや福祉施設を中心に活動を展開した。88年には、町と姉妹都市提携を結ぶニュージーランド・ワンガヌイ市で演奏し、2013年には都内のルーマニア大使館でも披露した。現在は小学1年生から70代までの35人が活動する。
 30周年記念公演のタイトルは「新生」。伝統を守りながら新しい取り組みに挑むとの思いを込めた。オリジナルの代表曲「天地人」をはじめ、「怒濤(どとう)」など約10曲を新しいアレンジで演奏する予定。照明や音響にもこだわる。初の試みとして、プログラムに町内外の飲食店などの割引券を付けた。公演後、地元の飲食店に寄ってもらい、地域活性化につなげる。
 本番に向けメンバーは今月初旬、最後の通し稽古に臨み、気迫のこもった演奏を響かせた。土屋代表は「伝統の継承は人材の育成に尽きる。節目に原点に戻り、心を揺さぶる演奏を披露したい」と意気込みを語った。伊沢和弘副代表は「会の新しい始まりを感じてもらえるステージにしたい」と強調した。

 ■24日、記念公演
 30周年記念公演は24日午後1時から長泉町のベルフォーレで。入場料は大人2千円、中高生1500円、小学生以下千円。問い合わせは同公演事務局<電055(986)5619>へ。
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