5時間連続運転が原因 16年の東名焼津トラック事故

2018/06/14 07:37 

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 焼津市の東名高速道大井川橋で2016年8月28日に発生した大型トラックなどの追突事故で、国土交通省の事業用自動車事故調査委員会は13日までに、大型トラックの男性運転手=当時(37)=の過労運転が原因となった可能性を指摘する報告書をまとめた。運行管理者だった和歌山県の運送業者に対し労務・運行管理の改善を求める内容。
 トラック運転手の労働時間を定めた厚生労働省の基準(改善基準告示)で、休憩なしの連続運転時間は4時間以内、1日の拘束時間は16時間以内と定められている。
 報告書によると、男性運転手の事故前1カ月間の勤務状況を調べたところ、連続運転時間の超過違反が17件、拘束時間の超過違反が14件確認された。当日も事故の1時間程前まで5時間を超える連続運転をしていた。
 事故原因に関しては「運転者の疲労が蓄積し、注意力が低下していた」と推測。再発防止策として事業者が運転状況を即時に把握できる機器導入が望ましいとした。
 この事故で大型トラックに積まれたドラム缶40本が落下し、中の潤滑油約千リットルが路上に流出。東名高速道上り吉田−焼津インターチェンジ間が20時間通行止めになった。
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