全中3位の盟友、今は好敵手 高校野球静岡大会、24日抽選会

2017/06/19 17:50 

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 全国高校野球選手権静岡大会の組み合わせ抽選会が24日に迫った。3年前、全国中学校体育大会で3位に輝いた東海大翔洋中野球部の中心選手だった3人が今夏、別々の進学先で好敵手として甲子園を懸けて戦う。第1シード東海大翔洋の3番奥村光一、第2シード静岡の3番大石哲平、第3シード藤枝明誠の4番中田悠斗。優勝候補の中軸に成長したかつての盟友が、対抗心を燃やしている。
 翔洋中時代、全国制覇を目指して切磋琢磨(せっさたくま)してきた3人。当時の打順は1番奥村、3番大石、4番中田。奥村は「自分が出塁して大石、中田で返すのが必勝パターン。信頼できる仲間だった」と振り返る。
 高校入学後、3人は早々に頭角を現した。中田は高1の夏に3番右翼手で公式戦デビュー。状況に応じた打撃ができる好打者で、最近は力強さも加わり野手の間を抜ける長打が増えた。181センチと大柄ながら足もある。
 高1の秋から中軸を担う奥村はパンチ力が売りで高校通算30本に迫る本塁打を量産中。50メートル5秒9、盗塁の塁間走3秒25と県内屈指の俊足だ。今春の選抜に出場し実績豊富なのが大石。50メートル6秒0の俊足を兼備した中距離打者で、昨秋は14試合で16打点を記録するなど勝負強さが光る。
 中田は「技術は2人の方が上」と控えめ。大石も「タイプが違うのであまり意識していない」と冷静だ。だが、チームの勝負となると別。昨秋は県準決勝で明誠に、3位決定戦で静岡に敗れて東海大会出場を逃した奥村は「個人よりチームを倒したい」と雪辱を期す。中田も「翔洋と静岡には勝ちたい」ときっぱり。大石は「接戦を想定し、粘り強く勝ちたい」と静かに闘志を燃やした。
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