アジア調査会:「北朝鮮核危機とサミット外交」講演会

2018/05/17 16:53 

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 ◇小此木氏が米朝首脳会談の展望や背景を解説

 アジア調査会(五百旗頭真会長)主催の講演会が17日、東京都内で開かれ、小此木政夫・慶応大名誉教授(国際政治論)が、「北朝鮮核危機とサミット外交」と題して6月12日に予定される米朝首脳会談の展望や背景を解説した。

 小此木氏は北朝鮮の狙いについて「体制の生き残りのために米国と戦略的な取引をしようとしている」と指摘。北朝鮮が昨年、核やミサイル実験を相次いで強行したのも、意図的に危機を演出し、緊張が頂点に達したところで対話に切り替える戦術だったとの見方を示した。また、「現在の北朝鮮は非核化するとの意思は持っていると思う」としたうえで、実際に非核化をやり遂げることには困難が伴うため、北朝鮮が核放棄について国内で説明しやすくするためにも、並行して朝鮮戦争の終結やそれに伴う平和体制の構築を進めることが重要だとも強調した。【米村耕一】

毎日新聞

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